好きな車に携われる仕事を求めて。
学生時代は文系選択でしたが、理系科目が得意だったこともあり幅広い範囲で就職先を検討していました。中でもソニックシステムへの入社を決めたのは、コンピュータを使った仕事であり、かつ、好きな車に携われる仕事でもあったからです。正直に言うと、具体的には何をするのか全くイメージができていなかったので、期待半分・不安半分といった心境での入社となりました。
入社後の二年間は、大手企業の設計室で派遣として働き、その後当社の設計室立ち上げのタイミングで戻ることに。少ない人数でなんとか仕事を調整し、納期に追われながらも技術を身に付けていきました。
パソコン上の仮想空間で動きを確認。
私たち設計はものづくりの指針となる図面を描くわけですが、その前に設備としてきちんと成立するか否かの確認を行う必要があります。具体的には、パソコン上でモデリングと呼ばれる仮想空間の中で設備を描きます。その中でロボットを動かし、製品を作る流れを一度シュミレーションするわけです。
現在は設計の業務に加え、設計室全体の仕事量の把握やメンバーへの割り振り、スケジュール管理といったマネジメント業務も担っています。メンバーに求めているのは技術力とモチベーション。個々のメンタル面も重視して、任せる人間を決めるよう心掛けています。
未経験者でも成長できる風土がある。
幸せなことに自動車は普段の生活の中で目にする機会が多いため、やりがいを感じる瞬間が数多くあります。また、設計に携わった自動車が東京オリンピックでのタクシーに使われる予定があったりと、特別な経験を味わうこともできています。
しかし、今後このように大きなプロジェクトへ挑戦し続けていくには、新しい仲間が必要になります。設計室のメンバーを今の倍に増やす計画もあるので、多くの後輩にこれまでの経験を受け継いでいきたいです。
INTERVIEW